熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

初【声】記念日💖かんもく克服物語

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【Yちゃん】のかんもく克服物語

こんにちは

中之園由美子です。

 

不定期ですが、周囲のサポートと本人の努力で緘黙を克服した

Yちゃんの物語をお届けします。

 

【かすかに声がでた!】

 

緘黙の支援を始めて、1年が経ちYちゃんは中学2年になりました。

 

 

・交流クラスの「朝の会」「帰りの会」に参加出来る様になった。

・トイレに行けるようになった。

・筆談の字が大きくなった。

 

この頃のYちゃんは

「2年になったら○○が出来る様になりたい、3年になったら○○が出来る様になりたい。高校は、○○に行きたい。もっと頑張る」と家で話しています。

 

これに対して、母の方があまり頑張らなくても・・と不安になっている状況がありました。

 

 

子どもの方が成長していますね~

お母さん、過度な心配は無用ですよ

 

本人がやりたいと言っているのだから

その気持ちをサポートしましょう。

 

 

 

Yちゃん、これまで出来なかったことが出来る様になって、本当に嬉しかったのでしょう。

普通にできる子にとっては、たぶん何でもないことですが、

Yちゃんにとってはこれらが、大きなハードルだったのです。

 

  • 家以外で声を出すこと
  • スムーズに歩くこと
  • 運動会や、体力テストに参加すること
  • 学校のトイレに行くこと
  • 交流クラスで給食を食べること

 

お母さんも、やりたくても出きない娘をずっと見守ってきました。

確かに、この1年で出来ることが増えました。嬉しい反面、Yちゃんのやる気を見せられて

そんなに頑張って大丈夫だろうかと、お母さんの方が不安になってしまったんですね。

 

そんな時は、お母さん、自分の不安は横に置いて、子どもを信じてあげましょう。

 

「きっと大丈夫よ」と言ってあげてください。

 

実際にやってみるときは、その行動の不安のレベルを確認して、チャレンジすることが大事です。

意外な事に、不安のレベルが高くてもYちゃんは実践することが出来ていました。

本当に、「話せるようになりたい」気持ちが強い子でした。

 

案外子どもの方が、親にとって意外なほど、心理的な成長を見せることがあります。

そんな時、もっともっとと、あおる必要はありませんが、淡々と子どもの気持ちを受け止めて

頑張ろうとしている事を褒めてあげてください。

 

 

この頃、新たにできたことは

・ファミレスで、聞こえる声で注文出来た

・英語の先生の耳元で、友達と一緒に声が出せた。

・クラスの隣の人と話すことができた。

・ピアノの先生と話すことが出来た。

 

 

誰かと話すことが少しづつ出来る様になりました。

 

 

私とのカウンセリングでは、

ストレスマネジメントをやっていました。

 

・毎回宿題を出して、次回確認します。当日は、その宿題を確認しながら、私が質問します。

・私がテキストを読んで、Yちゃんに質問しますが、まだ声が出ません。

 

私は常にYちゃんに話しかけますが、Yちゃんからは筆談で返事、若しくはお母さんの耳元でささやく形で返事をしていました。

 

 

1年半経過のセッションでは

そんなことを繰り返していると、秋ごろに(1年半経過)のセッションでは、

いつもの宿題確認で「出来る様になったこと」について訊くと、

かすかに私に話そうとしています。

一生懸命に、何か言おうとしています。

 

注意していないと聞き逃すくらいのかすかな声ですが、私が耳を寄せて訊くと「ささやき声」で聞こえました。

 

なんて言ったか・・忘れました(笑)

 

でも、1年半経過した、9月〇日は、私とのセッションで声がかすかに出た記念日となりました。

 

 

 

セッションの終わりに、Yちゃんが次にチャレンジしたい「目標」を聞きます。

もちろん、言葉ではまだ言えないので書いてもらいました。

 

 

・クラスの人と話したい

・隣の人と話したい。

・担任の先生と、もっと大きな声で話したい。

 

この中で出来そうなことやってみたいことを宿題にしました。

 

どんどん意欲的になっていくYちゃんの姿がありました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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私が場面緘黙の子を支援するきっかけは、ひとりの場面緘黙の男の子との出会いからです。彼と信頼関係を築くのは容易ではありませんでしたが、根気よく関わることで変化が生まれてきました。筆談から電話での会話が可能になり、一部の人と話せるようになりました。*交流会のテーマ、ご意見*募集しています。

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    この記事を書いた人

    中之園由美子

    現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ1,500人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)の子が増えています。これまで延べ60人を支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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