熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

ミライ開花SMPT(旧かんもく親子コーチング)

かんもく児を持つ保護者のグループセッションです。

場面緘黙の子どもたちには理解と支援が必要です。

自分の意思で話さないのではなく、過剰な不安や恐怖の為に「話すことが難しい」状態になると考えられています。 自ら辛さを訴えることが出来ず、見逃されることが多い、 不安障害の1つです。

 

 

 

かつては小児期の問題とされていましたが大人になっても場面緘黙症でつらい思いをしている方がいます。

そのため、できるだけ早期の支援が大切と言われています。

 

 

しかし、現状は、「支援が届きにくい存在」であるといえます。

その理由は、当事者側と支援者側それぞれにあるようです。

当事者側

  • 家では話すので、学校などで学校等で喋らないことを保護者が気付きにくい。
  • 本人は不安・緊張が強いため、人と接する機会を避ける傾向がある。

支援者側(学校・医療機関・相談機関など)

  • 学校では大人しく、喋らないだけで問題行動は起こさない為、支援の対象とみなされない。
  • 診断が可能な医療機関が少ない。行政の相談機関でも見過ごされがち。

さらに、当事者は困っていても話すことが出来ないので、助けを求めることが出来ない。
結果的に放置(?)される。

 

どのように支援するのか

コミュニケーションが成り立つための階層構造(河井・河合(1994)が参考になります。

 

第3の水準→言語表

第2の水準→感情・非言語表出

第1の水準→動作・態度表出

社会的場面におけるコミュニケーションが成り立つための階層構造(河井・河合1994より)

 

私たちは社会に適応して生活するとき、意識せずともこの3つの水準を満たしています。

河井らは、何らかの緊張が加わって適応行動が崩れるとき原則として、第3の水準(言語表出)から壊れると指摘しています。

 

緘黙の子どもが、言葉はでないが(第3の水準)

笑顔も出るしうなずきや筆談が出来る(第2の基準)

動くことも出来る(第1の水準は満たしている)ことはよくあります。

緊張が高まるにつれて、動作が鈍くなり体が固まったようになることもあります(第1の水準が崩れた)。

 

コミュニケーションができなくなるのは第3→第2→第1の順で適応が崩れ、回復するときは逆からと言われています(第1→第2→第3)言葉は一番最後です。ですから回復の支援も基本的に第1→第2→第3の順で支援していきます。

 

メンタルケア心安では、公認心理師の資格を持つカウンセラーが、医療機関における実践をもとに、保護者を対象にお子様のコミュニケーションや発話行動を増やすかかわり方をお伝えします。

お気軽にご相談ください

 

 

緘黙ペアレントトレーニング講座 
受講者の声

MSさん
(小6男児の母)

子どもが場面緘黙だと分かったときは、とてもショックでどうしていいかわかりませんでした。緘黙ペアトレを受講して場面緘黙についての知識を得て、対応の仕方もスモールステップで細かく教えていただいて本当にありがたかったです。息子も家以外の場面で少しづつ話すことにチャレンジして、できたときはとてもうれしそうでした。これから息子とのお出かけが楽しくなりそうです。一緒に学ぶお母さん方と気持ちの共有ができたことも大きかったです。

HKさん
(高校1女子の母)

娘は、高校生ですが小学生のころから外では話ができません。このままではいけないと思い受講しました。半年間の受講で母としてのかかわり方を見直す良い機会になりました。自分一人では気づかないところをいろいろと気づくことができました。現在の発話は、待ってやれば少しづつ単語からできるようにになっています。親としては、焦る気持ちもありますが、多くを求めず、筆談や指差しでもコミュニケーションができたことを喜んで、娘を支えていければと思います。

 

講座日程
年回(4月、10月)開講予定
  緘黙ペアレントトレーニング

緘黙ペアレントトレーニング とは、場面緘黙症状の緩和と社会適応をサポートする保護者のための学習会です。子どもは参加しません。

行動療法とリラクゼーションを活用した対応を学び実践します。

コロナ禍以降講座はすべてオンラインで行っています。

◆*日程:年2回  参加しやすい土曜日又は日曜日の開催です
   *詳しい日程・場所はお申込みの方にお知らせします。

◆対象:場面緘黙児(者)の保護者  対象となるお子様は、幼児から20歳まで(20歳以上の方はご相談ください)
◆定員:4名~6名  
◆期間:4か月 (月2回)

プログラム内容

1回 オリエンテーション  子どもの行動をよく観察しよう。
2回 場面緘黙とは何か  子どもの状態を知る
3回 問題解決へ向けての流れ  子どもの不安レベルを知る
4回 リラクゼーション  緊張をコントロールする
5回 子どものより良い行動を増やす工夫  スモールステップ【家庭編】
6回 子どものより良い行動を増やす工夫  スモールステップ【地域編】
7回 子どものより良い行動を増やす工夫  スモールステップ【学校編】
8回 全セッションの振り返り
   
   

その他の参加者の声は☞こちら

お支払方法

指定口座へお振込みをお願いします。

ゆうちょ銀行:

お申込み

必要事項を記入の上、題名に「かんもくペアトレ希望」と書いて下記のお問い合わせフォームよりお申し込みください。折り返しご連絡をさせていただきます。

 

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