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中学生の子供と親子関係がうまくいかない?原因と子供の心理を解説!

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親子関係が難しい中学生との接し方でうまくいかないわけ 

 

中学生の子供は思春期を迎え、心身ともに急速に大人に近づくデリケートな状態です。そのため、「子供とあまり会話をしなくなった」や「中学生の子供の考えがわからない」などの新たな悩みが生まれ、親子関係がうまくいかないことも出てくると思います。

今回はそんな中学生との親子関係がうまくいかない原因を探っていきましょう

この記事を読むための時間:3分

親子関係に悩む中学生の親が知るべき子供の心理3選

思春期を迎えた子供との親子関係に悩む原因には子供の真理を知らないからということがあげられ、少しでも子供の心に寄り添うことで親子関係がうまくいかないという悩みから解放され、親子関係も良くなるでしょう。以下では中学生の子供の心理を3つご紹介していきます。

思春期は自分探しの時期である

中学生の時期の反抗や接しづらさは子供自身が自我を探している証拠であり、自分自身を見つめ直しているため、親にそれを邪魔されたくないのです。

そのことをよく理解した上で中学生の子供にはたくさんの経験をさせ、心や行動を押さえつけないようにしましょう。

「自立したい」

思春期の子供は自分自身は何者なのか」を理解したい時期なので、「自分で何かを成し遂げたい」「指図を受けたくない」などの心理が働きます。そのため、中学生になった子供の心理状態をよく理解し、一度接し方を見直す必要があります。

葛藤が反抗心になる

中学生の時期は本人は自分の力で生きていきたいと思っていますが、まだまだ親に頼って生きていく必要があります。子供1人で出来ることは限られるため、本人の中でも「頼っていかなければならない」と感じてはいても、「1人でも成し遂げたい!」と自立したい欲求もあるため葛藤が生まれます。生まれた葛藤に対するモヤモヤや憤りをどこに吐き出していいかがわからずに信頼できる存在である親に反抗的な言動をしてしまうのです。

親子関係がいいと起こること2選

中学生の子供と親子関係がしっかり築けていると子供は自分自身をうまくコントロールすることができます。一見、親子関係と子供の自制心とは因果関係がないように感じますが、親子関係からくる影響は、子供にとって実はかなり大きいです

以下では親子関係がうまく築けていると起こる子供への影響を2つあげてみたので、親子関係がうまくいかないと感じている方は是非参考にしてください。

いじめを止める側の人間になる

ある研究ではいじめを止める側の人間は親子関係がいいという結果があり、反対にいじめをする側の人間は親子関係がうまくいっていない人間だそうです。

親子関係がよいと親によく褒められた経験が多いため、自信のある人間に育つうえ、他人を貶めるという考えが湧きづらい傾向にあります。自身から生まれる積極性や他人を慮ることを親から学んでいるため人を助けられる人間になります。

良好な人間関係を築きやすくなる

生まれて最初の人間関係である親子関係がうまくいっていることにより、子供は他人を信じる「他者信頼感」を持つことができ、大人になっても人間不信になることなく、人間関係をうまく築くことができ、継続することができます大人になるにつれ仕事や恋愛など人間関係は増えていくため、できるだけ良い親子関係を構築できるよう子供の心理を理解し、中学生の不安定な心に優しく寄り添ってあげましょう。

親子関係に悩むのは中学生である子供も同じ

中学生の子供はデリケートな心を持つため接し方に悩むことは多いですが、悩んでいるのは子供も同じなのです。親子関係がうまくいかないと感じているのは親が自分のことしか考えていないことが原因の可能性もあるので、思春期の中学生の考え方や心理状態を理解するように親の方から努力し、親子関係をいい方向に構築するための見直しを行いましょう。

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