熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

【緘黙親子コーチング7月生】5回目オンライン講座

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オンライン7月生さんはいよいよ【実践編】に入ります

9月に入りましたね~。

コロナ禍での新学期のスタートです。

 

そして、オンライン7月生さんたちも、ここから実践編です。

まずは、前回のホームワークの確認

子どもと一緒に不安のレベルをチェックします。

不安の見える化ですね。

 

そして、その表を基に不安のレベルの低い行動から、家庭でできる行動目標を立てて実践します。

 

子どもの意思を尊重して目標を立てましょう

チャレンジシートを作ります。

手順はこうです。

  1. まずは子どもと話し合ってください
    なぜこれをするのか、これをすることでどんなメリットがあるのか、これまでの学びを思い出して伝えましょう。
  2. 不安レベルの低い行動、レベル2~3の行動を選びます
    行動は、子どもがやってみると同意したものを目標行動にします。親がさせたい行動ではありませんよ。ここは注意が必要です。
  3. 1週間はお試し期間、次の1週間がチャレンジ期間です。
    ペアトレの講座には毎週プログラムが組まれているものもありますが、私は余裕をもって取り組めるように、プログラムは2週間ごとにしています。かんもく児さんは、特に行動がゆっくりなことが多いので、1週間ではチャレンジ出来なかったという事がないようにしています。
  4. 少しでも出来ることが増えたら、プチご褒美を用意する。
    楽しんで実践しましょう。出来たら褒めることも忘れずに。これくらいできて当然、ではないのです。緘黙の子にとっては、みんなが普通にできることでも「勇気」がいるのです。
  5. レベル3がレベル2になれば目標達成‼
    子どもの頑張りを、見守り応援しながら出来た時には一緒に喜びましょう。思春期以降は派手に喜ぶと嫌がります(笑)でも、親が喜んでくれるって、子どもにとっては嬉しくないはずないよね。

 

受講生の感想(一部を紹介)

Sさん(小学生の親)

今回のホームワークで、不安のレベルをチェックする時、子どもは自分のできることを一杯話してくれました。私はマイナスのことを探し、子どもはプラスのことを探して、母親の私が思うよりできてることがあったんだとわかりやすかったです。これをすることで子どもはやっぱり出来ることを知って欲しいんだなあと思いました。

次のホームワークの家庭でのスモールステップチャレンジで、経験値をあげてあげ、更に自信をつけてあげれるように、レベル2の、楽にできる行動をを1つでも増やしてあげたいです。

リラクゼーションの呼吸法もやりながら、リラックスしてやっていきます。
子どもとの会話を楽しみます。

今日もありがとうございました。

 

Oさん(小学生の親)

 

今回のホームワーク「不安度シート」を子供と一緒に記入したおかげで、その子の得意、不得意が見える化して、私自身も子育てがしやすくなってきています。
不安度4の『家族に謝る』のところはもっと怒り方に気をつけて、表情や語気を変えていけたらと思っています。

また家庭の中で得意な事が増やせるよう、やりやすい事を継続的に行い、経験値を増やしていきたいと思っています。
由美子先生、今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願いします

 

Tさん(中学生の親)

今日も講座、ありがとうございました。

娘が不安を感じていることを理解し、支援しつつも少しずつ、不安ながらも娘が、自分で対処できるようしていけたらなぁと、あらためて思いました。

そして、私が、さりげなくうまく娘に寄り添ってやれたら

と、思います。HWで、経験値、上がるよう頑張りたいです。

Iさん(中学生の親)

思春期なもので、なかなか会話ができず、子どもの意思確認が難しいと感じます。それでも、質問事項を紙に書いて、聞いてみました。回答には選択肢を作り、丸を付けてもらうようにして、いくつか聞きたいことを訊くと、何とか回答してくれました。
今回のホームワークは、半分は子どもに聞けました。一部予想のところもあります。

あまり外出しませんが、たまには一緒に出掛けることもあるので、何とか工夫してコミュニケーションが取れる様に親の方から近づいていきたいと思います。

今回のホームワーク、頑張ります★

 

Yさん(中学生の親)

 

前回のホームワークが、まだまだ子どもとの確認が十分ではなかったと感じたので、子どもと話しながら、今回の目標設定をしていこうと思います。

他の方の不安レベルの確認などもとても参考になりました。よい未来のために、という思いを伝えていけたらと思います。本人がどの程度理解してチャレンジしてくれるかが少し心配ですが、どのようにできるか相談しながら進めていきたいです。

週開けから学校が始まりますが、焦らずに、リズムを整えていきたいと思います。

また、よろしくお願いいたします。

 

次回は地域で実践です。

コロナ禍ですので、通常よりも工夫が必要です。

でも、こんな時こそアイデアを出し合い出来ることを探しましょう。次回も楽しみです。

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近年、多様化する価値観のなかで、心の問題も多様化、複雑化しています。うつ、社交不安などに加えて発達障害、ゲーム依存、コミュニケーションについての相談が増えています。精神科クリニックにも在籍し子どもから大人まで、カウンセリング延べ2,000人。クライアントの悩みに寄り添い、適切な心理療法を用いて問題解決へ向けてサポートします。

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    この記事を書いた人

    中之園 はるな

    現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ2,000人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)症の子が増えています。これまで場面緘黙に悩む親子、延べ1,800人を支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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