熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

場面緘黙の子、3か月で【しりとり】ができました

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場面かんもく児が「言葉」でしりとりができました

23年2月生さんは、ジブン進化コースに入って3か月目でしりとりができました。

 

場面かんもく症の改善メソッド【ミライ開花SMPT®】は3つのコースがあります

ママたちの学び【基本コース】を終えた2月生さんは、次のコース【ジブン進化コース】に移行します

【ジブン進化コース】では

子どもたちが講座に参加します。ママたちはサポーター役です。

ここからは子どもたちが主役です

私は講師として子どもたち様の資料を用意しています。

これをZOOMで画面共有しながら、セッションを進めていきます

【基本コース】と同じように【ジブン進化コース】も4か月あります。

2週間に1回ZOOMでセッションを行います

2月生の子ども達は【ジブン進化コース】が始まって3か月で、子ども同士で「しりとり」遊びができました

言葉でやり取りができました

素晴らしいです😊👏👏

これは本当に早いです

わたしも、3か月の時点で「言葉で」しりとりができるとは想定していませんでした。

通常は、4か月目の最後のセッションで、

メンバーの子ども達同士ペアになり

お話にチャレンジというのを【目標】にしています。

 

しかし、23年2月生さんは、【ミライ開花SMPT®】を受講して通算7か月目、【ジブン進化コース】が始まってから1か月早く【目標】を達成しました

まさに、【進化】していますね~~素晴らしいです。

 

 

ジブン進化では夢や目標を書いて発表します

【ジブン進化コース】が始まった最初のセッションでは、ZOOMで遊びます

👆👆

【絵しりとり】は言葉で言わなくていいから、楽しいよね💖

みんなとっても絵が上手です。回を重ねるごとに子どもたちの表情が和らいで、笑顔が見えます。

最初は上記のような絵しりとりでしたが、

10月14日、第6回目のセッションの日に言葉でのしりとりができました

この日は2月生さんの【お話し記念日】になりました

 

少しの勇気で、子どもは変わります

その勇気を支えてあげるのが家族です

 

この時も、ママの支えがありました。

最初のきっかけを作ってくれたNさん(ママ)は

お子さんと、事前に今日は「言葉でしりとりに挑戦する」ことを決めていたそうです。

有言実行して、成功‼️✨✨✨話せましたね

 

一人の子が勇気を出して「言葉」にチャレンジしてくれたことが、他の子ども達の勇気に繋がり、みんながしりとりで話すことができました。

 

目標を設定します

ジブン進化コースの目的は【新しい自分になること】です。

これを子どもたちに説明していきます。

 

2月生さんの年齢は、一番小さい子で小1です。

一番大きい子は中学1年生

子どもたちなりに理解できます

 

小さい子でも少し大きい子でも、自分の「なりたい」がありますよね。

それを【目標】としましょう。そしてみんなにも知ってもらいましょう。

 

なので、自分なりの目標をホワイトボードに書い。シェアします。

「こんな自分になりたい」

これができるようになりたいという。「目標」をみんな設定できました!!

↓↓

みんなすごいですね

【話せる自分になりたい】

【恥ずかしがらずに喋れるようになりたい】

【かっこいい自分になりたい】

【絵が上手になりたい】

【ダンスが上手になりたい】

沢山の夢があるんですね

素晴らしいです

 

成功体験が変化の原動力‼️

 

今回勇気を出して、最初に言葉でしりとりをすることに挑戦してくれたYちゃん

小学1年生です。

Yちゃんは、幼稚園で場面かんもく症を発症しお話ができなくなりました。心配したママが医療機関等に出向いて相談しましたが

「様子を見ましょう」と言われただけ

よくあるパターンですね。

 

「様子」を見ていましたが一向に良くはならず、帰って悪化したように、それまで話せていた場所や人とも話せなくなりました。

そこで、私に連絡があり、受講を決めていただいたのです。

 

ママの上手なサポートの甲斐あって

Yちゃんにはすぐに変化が起きました。

 

  1. 自分で朝起きられるようになった
  2. 人に会ったら会釈ができるようになった
  3. お店で一人で会計ができるようになった
  4. 癇癪を起さなくなった
  5. 地域の人にはなしかけらたら、声に出して答えられるようになった
  6. 祖父母や親せきと電話で話せるようになった
  7. 出来ないと言わず、やってみようという意欲が出てきた

 

ママににも大きな変化がありました

 

  1. 叱ることが減り褒めることが増えた
  2. 子どもをよく観察するようになった
  3. 外で話せないことを悲観せずありのままの娘を受け入れられるようになった
  4. 子どもへの声掛けが変わった
  5. 私自身の気持ちが前向きになった

 

むしろ、ママが変わったから、Yちゃんが変わったと言えるかもしれません

 

こんな風に

【成功体験】を積み重ねていって、Yちゃんはどんどん、今までなら「嫌」というようなことにもチャレンジができるようになりました。

そして、

筆談のホワイトボードを使わず、言葉でしりとりにチャレンジしました

見事成功

また一つ成功体験が増えました

そして、同じグループのお友達にも良い刺激となり

他の子も言葉で言えたというのはグループの力ですね

 

2月生さんの、今後の成長が楽しみです

初回30分【個別相談】申し込み

初回30分個別相談申し込み

「家では話すのに、どうして学校では話さないの」と、我が子のことが理解できずに困っている保護者様はいませんか?場面緘黙症は不安障害の一つで、話したいのに話せない状態です。我が子を理解することが支援の第一歩です。

  • 小さいころから、家以外で話すことが難しい

  • 家では元気でよくしゃべる

  • 小学校の中学年、高学年になって学校で話せなくなった

  • 聞かれたことに頷くことも非常にゆっくり

  • 緊張して体が固まる(動けなくなる)ことがある

上記の症状があるお子様のことで相談をご希望の方は

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    この記事を書いた人

    中之園 はるな

    現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ2,000人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)症の子が増えています。これまで場面緘黙に悩む親子、延べ1,800人を支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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