かんもくの娘が「学校で話せるようになりました」
【SMPT】受講生#場面緘黙児話せるようになりましたお客様の声お知らせピックアップ
目次
卒業生パパからの嬉しいご報告
「娘が学校で話せるようになりました」とlineに連絡いただいたのは、2022年8月生さんです。
場面緘黙の改善メソッド【ミライ開花SMPT】を1年間ご夫婦で学ばれました。
当時小学校2年生のA子ちゃんは、パパやママにサポートされながらスモールステップのチャレンジを続けて行きました。
その成果が、講座を卒業後に実りましたね。
本当に良かったです。
学校でお友達と話すときの、A子ちゃんの恥ずかしそうな、でも嬉しそうな笑顔が目に浮かぶようです。
受講が終わると、後戻りしてしまうかんもく児さんもいるんですが
A子ちゃんのパパママはしっかりと学びが定着しておられたんですね。
私の手を離れてからも
自立的に実践ができることがお子様の「話せるようになる」コツです。
受講する前後でA子ちゃんに起こった変化とは?
【受講前】
- 家族とは普通に話せるけれど、外出先では家族とも話すことができなかった
- 家でも、知らない人がいると話すことができなかった
- レストランで自分で注文することはできなかった
【受講後】
-
- レストランで自分で注文することができた
- 知らない人がいても、家族と話すことができるようになった
- 行事等の人が多い集まりの中でも人なれしてきた
- 親戚の集まりでは、話せなくてもうなずき等の非言語でコミュニケーションが取れるようになった
1年受講された段階では、学校でまだ話すことはできませんでした
しかし
講座を卒業されてから、5か月後の現在
学校で話せるようになったんですね
素晴らしいです
ただ、パパやママに一つ注意していただきたいことがあります。
それは、「学校で話せた」ことに喜びすぎて
次はこれ、次はこれと要求のレベルを上げないことです。
ようやく特定のお友達と話せたからといって、大勢の人前では難しいかもしれません。
色々な場面で色々な人と話すのはまだ先になることが予想されます。
なぜなら
元々引っ込み事案で、怖がりな気質は変わらないからです
ゆっくりと見守ってあげてくださいね。
話せるようになるための【回復の順番】
緊張が加わって【適応行動が崩れる順番】
まず”言語表出”から壊れていく。さらに緊張が高まってくると“感情・非言語的表出”が崩れてくる。最後は最も基礎の部分をなす”動作・態度表出”が壊れる
そして
【回復の順番は逆から】
まず”動作・態度表出”が滑らかになり⇒“感情・非言語的表出”がスムーズになる⇒最後に”言語表出”と言われています。
(出典「場面緘黙児の心理と指導」河井・河井1994)
私の受講生さんも、まさにこの順番で回復しています。
保護者様は、どうしても「学校で言葉が出ない」ことにばかり注目しがちです。
しかし
回復の順番を理解していくと、わが子が順調に回復して行っていることが分かります。
かんもくの子どもの状態は個人差がありますが、回復の順番はおよそ以下の順番をたどります
まずは、緊張が強くて、ぎごちない動きだったり、時には固まってしまう(緘動)事があれば、それがなくなり
①動作がスムーズになる↓↓
②表情が硬くて、笑顔がない無表情だったのが、表情が豊かになり笑顔が増える↓↓
③特定の人にだけ聞こえる声でささやき声が出る↓↓
④その声が大きくなり他の人にも聞こえるようになる↓↓
⑤だんだんと話せる人、話せる場所が増える↓↓
⑥いろいろな人と家にいる時と同じように話せるようになる
言葉が出るようになってからも段階があることがお分かりいただけたでしょうか
お子様の回復の順番をよく観察してみて下さいね
パパママが焦らないことが大切です
小さな変化を見逃さず、褒めてあげましょう
そのことが緘黙児の次の行動へのモチベーションになります。
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「家では話すのに、どうして学校では話さないの」と、我が子のことが理解できずに困っている保護者様はいませんか?場面緘黙症は不安障害の一つで、話したいのに話せない状態です。我が子を理解することが支援の第一歩です。
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小さいころから、家以外で話すことが難しい
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家では元気でよくしゃべる
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小学校の中学年、高学年になって学校で話せなくなった
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聞かれたことに頷くことも非常にゆっくり
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緊張して体が固まる(動けなくなる)ことがある
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