カンファレンス(支援会議)を実施しました。
先日、場面緘黙のTさんの学校で行われた、カンファレンスに行ってきました。
カンファレンスとは、つまりTさんの今後の支援について関係者が集まって定期的に話し合う、支援会議です。
今回で2回目です。学期に1回できればいいなと思っています。
カンファレンスについては、ほぼ、私の方から「やりませんか?」とお母さんを通じて、学校、SSW(スクールソーシャルワーカー)その他の機関に働きかけています。クリニックに来ていただく場合と、私が学校に出かけていく場合があります。
今回は、私が出かけていきました。
学校関係者、SSW、放課後デイサービス、関係機関、私の総勢9名でした。結構多いほう。
これまでの支援の経緯や、今後の課題など、活発な意見交換をしました。
今はこんな風な工夫をして支援しています。「これからは、私に何ができますか?」と それぞれの立場で問いかけて、みんなでアイデアを出し合いました。Tさんと、お母さんを、それぞれの専門性を生かして支援したいという気持ちに溢れた、とても温かな会議でした。
アイデアもたくさん出ましたね。
その中で、使えそうなアイデアから、採用すればいいのだと思います。
学校だけ・・
クリニックだけ・・
放課後デイサービスだけ・・でバラバラに支援をしていると「こんな時どうすればいいの?」と分からないことが出てきます。
私もそうです。心理師として、Tさんにも刺激フェーディング法を実施していますが、カウンセリングルームを出たら見えないことが多いので、学校関係者やその他の方々、一堂に会して情報交換するのは、とても有益ですね!。
次回は、新学期以降に実施しましょう、ということでお開きになりました。
他の学校もそうですが、Tさんの学校関係者はとても協力的です。
感謝しています!
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