熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

かんもく児が話せるようになった体験を【発表】克服していく過程を伝えてくれました。

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出版記念lunchパーティ ご報告①

2月24日(月㊗)目が覚めたら、雪がうっすらと積もっていました。このところの寒波で熊本も寒~い朝でした

空気は冷たいけど、開場するころには晴れてきました。会場は結婚式場です。とっても素敵なロケーション

参加者様の中には、東京からあさ出版の編集者担当者様や

    • かんもく児のお友達親子
    • 小学校時代の担任の先生
    • 私の勤務するクリニックの関係者
    • 友人・知人・家族 

親しい間柄の方たちばかり

アットホームなランチ会になりました

子どもたちの体験発表 一人目

 

美味しいランチをいただきながら

 

場面かんもくの子どもたちの【体験発表】を聴いていただきました。

とっても貴重な体験ですので

その一部をご紹介しますね

 

【小学5年生 A君】

 タイトルは 【僕の得意な事と苦手だけど頑張っていること】
 
 僕は、G市に住んでいる、NAです。好きな教科は算数です。今日は、僕の得意な事と苦手だけど頑張っていることについてお話しします。
僕の得意なことは暗算です。苦手なことは人前で話すことです。
僕は小学校2年生からそろばん教室に通い始めました。まだ九九も習っていなかったけど、そろばんを習い始めてから、かけ算、割り算もできるようになり、検定試験やコンクールにも参加しています。5年生になって暗算検定では1級に合格しました。学校では他の友達より早く計算ができてすごいと言われるのがうれしいです。

僕は、おうちでは話せるけど、学校やならいごとなど外では声を出せませんでした。困ったことを先生に自分で声で伝えるのがむずかしくて、先生をじっと見て気付いてもらっていました。日直の日も発表がいやで朝から学校に行きたくないと思って、行けない日があったり、お母さんに車で送ってもらってしぶしぶ行ったりしていました。

中之園先生のオンライン講座では、家庭と地域と学校で、取り組む課題をお母さんと考えて、今までたくさんチャレンジをしてきました。

まず、1人で歩いて学校に行けるようになりました。

他にできるようになったことは、

・放課後デイの先生にさようならと言えるようになったこと

・放課後デイの新しくきた先生に自己紹介ができたこと

・交流学級で日直の発表を1人でできるようになったこと

・コンビニやお店で自分でお買い物ができるようになったこと

・全校集会で図書委員の発表をみんなでして、みんなに聞こえる声で発表ができたことなどです。

・また、クラスのお友達に声をかけて、オンラインゲームをする約束ができました。

 

 A君の実際の発表では、もっと長く詳しく伝えてくれました。
現在受講中の現役生徒です。チャレンジして沢山の事が出来るようになりました。

 

 A君のママの感想

パーティの後、ママから感想を貰いました

A君は、オンライン講座ではすでにはっきりと声が出ています。メンバーの子たちと言葉でやり取りが出来ますし、私の筆問にも答えられます。

なので、今回出版記念lunchパーティで人前で発表することにチャレンジしてもらいました。

 

発表するかどうか悩み

「発表すると決めるまで」に葛藤があった様子

 

一生懸命文章を考えてくれました

そしていざ当日!

直前の緊張が伝わってきますね

 

大人だって緊張しますよね~

人前で話すのって

本当によく頑張りました👏

 

わが子の晴れ姿をママは動画に取ったそうですが、その姿は・・・

 

 
 動画を見直していたら、席に戻る時に晴れ晴れとしたとてもいい顔をしていました
 

 

葛藤を乗り越え
やり遂げた満足感が伝わるエピソードです。


このようにして
苦手だけど、悩みながら自分で決めて発表できた。

皆さんからも沢山褒めてもらいました

A君、とっても頑張りましたね💯点です🥰


次回は

高校3年生、R君の発表をお届けしますね

 

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<お知らせ>

あなたも【かんもく改善講座】の講師になってみませんか?

【認定講師養成講座】3月から募集開始です

詳しくはこちらの動画をご覧ください

https://youtu.be/kvhC4lzMRng

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初回30分【個別相談】申し込み

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「家では話すのに、どうして学校では話さないの」と、我が子のことが理解できずに困っている保護者様はいませんか?場面緘黙症は不安障害の一つで、話したいのに話せない状態です。我が子を理解することが支援の第一歩です。

  • 小さいころから、家以外で話すことが難しい

  • 家では元気でよくしゃべる

  • 小学校の中学年、高学年になって学校で話せなくなった

  • 聞かれたことに頷くことも非常にゆっくり

  • 緊張して体が固まる(動けなくなる)ことがある

上記の症状があるお子様のことで相談をご希望の方は

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    この記事を書いた人

    中之園 はるな

    現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ2,000人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)症の子が増えています。これまで場面緘黙に悩む親子、延べ4000人以上支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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