熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

かんもく児ママから【嬉しいご報告】

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ひとつハードルを越えました!

【かんもく親子コーチング】を受講中のクライアント様から、子どもの変化について

嬉しいご報告をいただきました。

Mです。以前相談していた子どものプレゼン資料の件ですが、プレゼンが無事に先週終わりました。
由美子先生に相談して、子どものグダグダにのみこまれないように「やるって言ったよね」と言ってその場を離れるという、アドバイスを頂いて実行したところ、しばらくグタグタした後、やり始めたというところまで、以前メールしました。
 
そして、その後の子どもの様子が驚きだったので報告します。
翌日は、私が仕事から帰ってきたらもうプレゼン資料も今日の分をやったよ」と言って、自分で音声入力に取り組んでいました。
 
その後も数日かけて資料作成に取り組み、時には私と弟がしゃべっていると「今から吹き込むから静かにして!」と言われるくらいでした。
 
資料ができて、私と弟で「見せて」と言うと、自分は別部屋に行ってしまいましたが、見せてくれました。
 
できた資料は声の大きさもはっきり聞こえて、良く頑張ったなぁと思う出来栄えでした。
弟と一緒に「良いのができたよね!!」と言って褒めました
 
後は、学校の先生(支援学級担任と交流学級担任)にお願いして、プレゼンをどう進めるかなど調整していただきました。
本人はプレゼン発表のとき、教室にいるのは嫌で別室にいたいと希望したそうで、プレゼン資料の再生は交流学級担任にお願いして、支援学級で待機していたようでした。
 
プレゼンが終わった日に、交流学級担任から「クラスのみんなからも大きな拍手があって、私も感動しました」と連絡頂きました。
その後、支援学級の先生と話す機会があったのですが、交流学級の先生は30秒くらいの資料かなと思っていたけど、2分半くらいの長い資料ですごくびっくりして、とても良く出来ていたとおっしゃっていたということでした。
 
先生達も何度も「もう今回は無理してやらなくてもいいんじゃない?」と喉のところまできたとおっしゃっていましたが、ギリギリまで見守って頂き、感謝でした。
 
プレゼンが1時間の授業の中で4、5人くらいの発表で、順番を後のほうにずらしてもらったりしました。
1カ月以上かけて発表があったので、他の子達の発表を見てこんな風にやればいいのか、と分かったのも良かったのかもしれません。
 
あんなに嫌がっていたのに何で急に?という思いはありますが…、ちょっとやってみたらできた、って感じだったのかな。。
始めてのことでしたが、とても良く頑張ったね、と伝えました。
 
本人もプレゼンが終わってほっとしたようで、頑張ったから何かご褒美ほしいなぁと言って「サーティーワンで好きなもの!」をゲットしました。
 
あと「チャレンジシート」も定着して、続けてやっています。
来月から始まる自分進化コースのことを話すと、「え~」と言ってあまり乗り気でない感じですが、また話してみます。
私は楽しみにしています。

Mさん、お母さんも、息子さんもよく頑張りましたね。かんもく児なので、プレゼン資料を口頭で発表するのは難しい。そこで「録音する」と言う方法を自分で決めたものの、いざとなると、今日は嫌だ、明日も嫌だとグダグダ言い始める・・・こういうことがよくあるというご相談でした。

Mさんは、日ごろから息子さんとしっかり向き合っておられましたので「これ以上、グダグダには付き合わないこと。「約束したよね」と言って距離を置くこと、家事をするなり自分の事に専念しましょうと、提案しました。

やっぱり、いざとなると親に甘えたくなるんですね。何とか嫌な事回避したい、これが、息子さんのいつものパターンです。これに巻き込まれてかまっていると永遠にこのループの中にはまってしまいます。

距離を置くのは、突き放すという事ではなく、息子さんに自分の課題と向き合う時間を作ってあげたという事です。

上手く行きましたね。

息子さんにとっても一つの大きなハードルを越えたのかもしれません。

先生からも、クラスの皆からも賞賛を👏をもらって自信が付いたのではないでしょうか。

 

ジブン進化コースで息子さんと合えるのが、楽しみです。

 

かんもく児と向き合うママのためのセミナー

【かんもく親子コーチング】5月生募集説明会を実施します。

期日:3月26日 13時の枠は満席となりました。

20時の枠は若干名空きがあります。

かんもく児と向き合い、適切な支援を始めたいと考えている保護者の方へ、一度説明会へお越しください。

正しい支援は、子どもの自立をサポートする事です。

Mさんのように、親が変われば子どもが変わります。

 

お申し込みはこちらから

https://resast.jp/page/event_series/79938

この記事を書いた人

中之園 はるな

現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ2,000人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)症の子が増えています。これまで場面緘黙に悩む親子、延べ1,800人を支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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