最短7か月でかんもくを克服したKちゃんにインタビューしました
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目次
今が楽しすぎて、話せなかった時のことは忘れました(笑)
そう話すKちゃんです。
アンケートに回答中のKちゃん *お顔出しの許可を得ています。
このままでいいのだろうか・・・母の心配から受診
高校2年のころ、Kちゃんは不登校になっていました。
「特に原因は思い当たらない」「いじめがあったわけではない」「友達は優しかった」とKちゃんは言います。
でも、なんとなく行きづらくなって
お母さんは、心配していました。
「外では幼稚園のころから話せないし、当時不登校でしたから・・
このままでいいのだろうか?」と不安になって、クリニックを受診しました。
そして、その年の7月
私の勤めるクリニックを受診され、カウンセリングを担当したのが始まりです。
当時、私とのカウンセリングでは
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- 固まってしまうこともありました。
- 筆談の手が止まったままで書けないこともありました。
- うなずきもできない時期がありました
- たまに単語で一言話すことはできていました。
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10月にお母さんが「かんもくペアトレ」第4期生として受講され、かんもくの子どもとのかかわり方、サポートの仕方を学ばれました。
11月に【子どもデイケア*注:クリニック内にある不登校児を日中預かる施設】に通い始めました。
私とのカウンセリングはずっと継続していました。
そして、
初めて会ったときから7か月後の翌年2月、高校3年生になる前に
聞こえる声で話せるようになりました。
なぜ、最短7か月で話せるようになったのか?
これについては様々要因がうまくかみ合っていったからではないかと推察します
今元気に明るく楽しく、学生生活を謳歌しています。
Kちゃんは言います。
「前は、男の人が苦手で喋れなかった。
先生は特に。今は平気で話せるし、冗談も言い合える」
誰とでも喋れるし
「ボケもツッコミもできる」そうです(笑)
インタビューの最後にメッセージをいただきました。
今、場面緘黙で辛い思いをしている子どもたちに
Kちゃんから伝えたいことは何ですか?
Kちゃん、改めて言われると考えこんでいました。
「ん~・・・」なかなか言えません。
難しく考えなくていいよ。思ったまま言ってみて、というと
「おしゃべりすることは楽しいよ!」
と素敵なメッセージをくれました。
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ひとりの場面緘黙の男の子との出会いが、私が場面緘黙の子を支援するきっかけとなりました。彼と信頼関係を築くのは容易ではありませんでしたが、根気よく関わることで変化が生まれてきました。筆談から電話での会話が可能になり、一部の人と話せるようになりました。この記事を読まれた*ご意見・ご感想*などございましたらお気軽に、お願いいたします。
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