【かんもく親子コーチング】いよいよ学校チャレンジ‼️
目次
基本コース最終回【学校チャレンジ】
2021年、11月生さんは今回8回目で、基本コースが終了です。
あっという間の4か月間でしたね。
受講生のママ達、本当によく頑張ってくださいました
4か月前と、今では色々と変化が起こっています。
【ママに起った変化】
- 子どもの感情に振り回されず、落ち着いて伝えるべきことを伝えられるようになった。
- 子どもを良いところを見て褒め上手になった
- 子どもを信頼して、任せることが出来る様になった
以前のママ達はこの逆でした。
ママが落ち着いて話を聴いてくれたり、伝えるべきことを上から目線でなく、子どもの気持ちもくみつつ伝えてくれるなら、子どもも本来の素直さが発揮されます。
【子どもに起った変化】
- 家庭での発話チャレンジを楽しんで継続できるようになった
- 地域でも、自ら「やってみようかな」と意欲を見せて実践できた
- チャレンジを嫌がることもあったが、チャレンジの目的を理解して「納得して」取り組むことが出来た
つまり、子どもたちは行動レパートリーが増えたと言えます。
元々引っ込み思案で、苦手な事から「逃げる」「回避する」ことが癖になっています。
やったことのない事は、たとえ同年代の子が出来ることでもしり込みします。
ここで、親が「仕方ないわね~」「この子にはできないよね~」と考えると、その行動を促すことがないので、かんもく児の行動レパートリーは増えません。
おそらく、何の支援も入らないとずっとこのままです。
4か月の講座は「知識編」と「実践編」で構成されています。
ママ達が、かんもくの「知識」と「具体的なサポートの仕方」を学び実践することで
マインドが変わり、行動が変わりました。
小さなチャレンジが成功すると、子どもも嬉しい、ママも嬉しい
【家庭】【地域】の実践が上手く行き、自信がついた様子です。
この好循環によって、かんもくのお子様たち、出来ることが増えてきました。マインドも意欲的になってきました。
ママ達も、サポート上手になってきました😊💕
とはいえ、学校は一番緊張する場所です。
学校チャレンジはどうだったのでしょうか?
【放課後の学校チャレンジ】
ママたちに訊いてみました。
放課後の教室を借りて、私と弟とお友だち2人と計4名で遊ぶことが出来ました。みんなでカードゲームなどを楽しそうにやっていて、声も出ていたのでよかったです。息子も、今度はいつやるの?と楽しみにしていました。
あと、家庭編のチャレンジも続けています。「祖父母に電話する」ことなのですが、初めはあんなに嫌がっていたのに今回は、自ら電話をかけて話すことが出来ていました。やっぱり、慣れて来たんですね。
地域編の実践も、出来そうなことを見計らって私から「やってみる?」と声掛けしています。先日はマクドナルドで初めて、小声でしたが自分でお店の人に注文することが出来ました。
放課後の教室で、私と娘と2人だけでトランプをしました。声が出せました❣やっぱり、私と2人だけなら学校でも声がでるんだ~とわかって嬉しかったです。
私と、本人とお友だちを入れて3人の時は、声が出ませんでした。ただ、楽しそうに一緒に遊んでいましたし、クスクス笑いは出ていました。
我が家も家庭編の「電話チャレンジ」は継続しています。祖父母と話すのも慣れてきたようで、最近は楽しそうにやり取りもできてきました。
学校にも許可を得て、本人も始めは渋っていましたが、子の実践の意味を伝えると解ってくれました。早速実践と思った矢先に、コロナの影響でオンラン授業や、学級閉鎖にもなってしまい叶いませんでした。
その代わり、地域編、家庭編の目標を立てて実践しました。スーパーでの会計(レジ)もすっかり慣れて平気になりました。家庭編では、下の子も同じ様にチャレンジシートを作っているので、自然とお互いが意識して頑張ってその行動をやろうとしています。決して無理強いはしていませんが、シートがあるおかげでいい意味でのライバル心が芽生えて、お互いの相乗効果になっています。
皆さん、【学校チャレンジ】お疲れ様でした。コロナ禍の状況でも、週2回程度は実践されていましたね。ママたちの頑張り素晴らしいです。
今後も、家庭編、地域編の実践も継続してくださいね。
次回から、【ジブン進化】コースですね。今度は、オンラインで講師の私と一緒にセッションです。
楽しみですね~
【かんもく親子コーチング】申し込み
精神科クリニックにも在籍する公認心理師が主催するセミナーです。【かんもく親子コーチング】は、エビデンスのある支援法を保護者様にお伝える親のための学習会です。これまで延べ4000人以上の緘黙の親子を支援し、9割の緘黙児さんに良い変化がありました。個々のクイアントの悩みに寄り添い、その解決へ向けてお手伝いをしています。
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ひとりの場面緘黙の男の子との出会いが、私が場面緘黙の子を支援するきっかけとなりました。彼と信頼関係を築くのは容易ではありませんでしたが、根気よく関わることで変化が生まれてきました。筆談から電話での会話が可能になり、一部の人と話せるようになりました。この記事を読まれた*ご意見・ご感想*などございましたらお気軽に、お願いいたします。
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