場面緘黙児が4か月のトレーニングで話せるようになったのか?
目次
講師と共に4カ月間、コミュニケーションレッスン
ジブン進化コース(場面緘黙改善メソッド講座2段階目)にお申込みいただいた保護者様と当事者の子ども達は、講師と共にコミュニケーションレッスンを行います。
第1回目:始まりは、「遊び」から。ZOOM上でパソコンを触りながら、ちょっとした遊びを体験します。第1回目のテーマは、この場に慣れることと、オリエンテーションです
第2回目:アイスブレイクタイムは「遊び」。楽しいな~と感じてくれたらジブン進化って何?の説明をします。第2回目のテーマは「どんな自分になりたいの?」=目標決めです。
写真は23年9月生さん。ジブン進化の2回目に「こんな自分になりたい」と書いてくれました。
ジブン進化コースでなりたいジブンを目指します
すでに子どもたちは、ママと共に【基本コース】においてスモールステップのチャレンジを成功させています。
その上で、講師とコミュニケーションレッスンをするのです。
どんな自分になりたいの?
と聞くと、多くの子どもたちが「話せるようになりたい」と書くのです。
最初はもちろん、講師の質問に対しては「筆談」→ホワイトボードに書いてくれます。
その目標に向かってプログラムが組まれています
それが、4か月間のジブン進化コースです。
4か月間のトレーニングでどんな変化が起こったの?
ジブン進化コースは全8回。月に2回オンラインで実施しています。ママと一緒にZOOM上でレクチャーを受けて、それを基に自分のフィールド(生活圏)において「実践」をします。
どんな実践に取り組むかは、人それぞれです。基本的な流れは以下です
- その子の不安のレベルに合わせて
- 出来そうな目標を立てて
- いつ、どこで実践するかの「行動計画」を立てて
- チャレンジシートに記録して
- 成果を見える化
ジブン進化コースの子どもたちは、全員これに取り組みます
決して強制するものではありません
なりたいジブンになる実践をするかしないか
決めるのもジブンです
なりたい自分になれたかな?
ジブン進化8回目(最終回)を終えて
出来るようになったこと/難しかったこと/これからの夢
を書いてもらいました
【4か月で話せるようになるのか?】答えは一部達成です!
場面緘黙の改善には個人差があります。
幼稚園児なら、4か月で話せるようになった事例があります。
でも、個人差があります。
今回ご紹介した、23年9月生さん(この子たち)実は通算8か月トレーニングをしています
【基本コース】4カ月(親の学びの中でスモールステップチャレンジを既に行っています)プラス【ジブン進化】コースの4か月です。
\この次は【ミライ開花コース】でさらに自分の課題に取り組みます/
話せるだけじゃない
もっと大切な価値あるものをこの子達は得ることが出来ました
- 勇気を出してチャレンジすること
- やればできた!という達成感
- 自分への信頼
- 次への意欲
これが手に入れば
もう一歩新たなチャレンジに踏み出す事ができるんです
親や支援者はこれをサポートするだけです
お問い合わせはこちら
近年、多様化する価値観のなかで、心の問題も多様化、複雑化しています。うつ、社交不安などに加えて発達障害、ゲーム依存、コミュニケーションについての相談が増えています。精神科クリニックにも在籍し子どもから大人まで、カウンセリング延べ2,000人。クライアントの悩みに寄り添い、適切な心理療法を用いて問題解決へ向けてサポートします。
前の記事へ