熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

【緘黙児】にとって人生を変えるかもしれない、この1年のビフォーアフター

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【ミライ開花】SMPT 1期生2期生さん卒業しました。

 

この子たちは、2021年7月生、9月生さんです。

始めは保護者が【基本コース】で緘黙児の支援について学びました。

次に【ジブン進化】コースでは、緘黙児が直接私とコミュニケーションレッスンをします。

【ミライ開花】コースでは、より自主的に自分の目標に向かって計画を立て取り組んでいきます。

 

この一年で一番うれしかったこと

 

緊張の強い場面緘黙児さんですから、トレーニングの初めは【親】と一緒です。

【ジブン進化】コースからは、子どもたちがそれぞれ自分の目標を立ててそれを実現するためにスモールステップの目標を立てます

【ミライ開花】コースは、自分で考え行動できるようになることがテーマです。隣にママがいなくても大丈夫になりました。

 

子どもたち自身が書いてくれました

<中学1年生のWちゃん>

★一番嬉しかったこと★

【ジブン進化】と【ミライ開花】で話せたことが一番うれしかったです。

★これからの目標★

話すことの練習をけいぞくすることです。

★Wちゃん、今日もブレークアウトセッションで、みんなとたくさんお話ができていましたね。

この一年本当によく頑張りましたね。頑張りすぎず、自分のペースでやっていくといいですよ。

 

 

<小学5年生のAちゃん>

★一番うれしかったこと★

お喋りを色々なことろでできたこと。

★目標★

もっと相づちや追い質問をすらすらしたい。

★Aちゃんもよく頑張りましたね。授業中の発表や班活動の発表もできるようになりましね。

辛いことがあっても、切り替えられるようにになったもの素晴らしいです。

 

<高校3年生のRちゃん>

★一番嬉しかったこと★

電話で友達や先輩と話せるようになったことです。

★目標は★

困ったことがあったとき、NOと言えるようになることです。

★Rちゃんもこの一年、色々なことがありましたね。

学校で少し辛いこともありました。でも、どうすればいいのかいいのか考えて行動できるようになってきました。

これからもRちゃんらしく頑張ってね。

 

<小学6年生のHちゃん>

★一番うれしかったこと★

一人で買い物ができたこと

★目標★

中学になったら、自分のことは自分でやりたいです。

★Hちゃん、お顔出しは難しかったけど、休まず参加してくれて嬉しかったです。

ホワイトボードで意思表示できましたね。中学に行っても頑張ってね。

 

<中学1年生のIちゃん>

★一番うれしかったこと★

修学旅行に行けたこと

★目標★

いろんな人に自分から話しける

 

 

★Iちゃん、学校でも緊張することが少なくなってきましたね。

「自分から話しかける」のは勇気が要ると思いますが、目標シートを書きながら着実に目標クリアしていますね。素晴らしいです。

 

1年後の緘黙児は?

自分の作品を使って【ミライ開花】のメンバー同士会話できました

みんなのセイバリングアルバム

 

セイバリングアルバムはポジティブな感情を喚起し、未来への希望をイメージしやすくなる効果があります。

風船の言葉で、連想する【場面】を雑誌の切り抜き等で描いたものです

 

作品を作るだけで前向きな気持ちになります。

 

この自分の作品を使って、ブレークアウトセッションで2人組になり、お互いに発表しあいました。

ペアになったそれそれが質問したり答えたりという会話が成り立ちました。

 

一年間の成果発表の場にもなりましたね

 

  卒業おめでとう

 

 

君たちのミライは∞(無限大)

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精神科クリニックにも在籍する公認心理師が主催するセミナーです。【かんもく親子コーチング】は、エビデンスのある支援法を保護者様にお伝える親のための学習会です。延べ1500人以上の緘黙の親子を支援し、9割の緘黙児さんに良い変化がありました。個々のクイアントの悩みに寄り添い、その解決へ向けてお手伝いをしています。

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    ひとりの場面緘黙の男の子との出会いが、私が場面緘黙の子を支援するきっかけとなりました。彼と信頼関係を築くのは容易ではありませんでしたが、根気よく関わることで変化が生まれてきました。筆談から電話での会話が可能になり、一部の人と話せるようになりました。この記事を読まれた*ご意見・ご感想*などございましたらお気軽に、お願いいたします。

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      この記事を書いた人

      中之園 はるな

      現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ2,000人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)症の子が増えています。これまで場面緘黙に悩む親子、延べ1,800人を支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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