熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

✨今年最後の【かんもく親子コーチング】講座

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【かんもく親子コーチング】11月13日に開講しました。

11月生さんは、オンライン講座としては第3期目。オフラインの講座と通算すると第10期目となります。

来期は来年の募集になりますが、時期は未定です。

 

おかげさまで、多くの受講希望者様にお問い合わせいただいています。しかし、一人一人個性がある場面緘黙のお子様についてじっくり対応できるのは人数に限りがあります。なので、少人数制です。

今回も全国からお申込みいただいた、6名の方と一緒に学びます。

 

基本コースは4か月、来年の進級進学に間に合いますね。

日程は、隔週土日のいずれかで行っています。

⒔日(土)は【第1回講座】を3名のママたちと学び合いました。

 

テーマは【子どもの行動観察】です

まずは、親子間でどんなやり取りが行われているのか、我が家の現状把握をします。

日々の出来事は流れて行ってしまうので、つかみどころがありませんよね

だから

ワークシート記録します。

すると、今まで困った行動にパパやママがどう対応してきたかのパターンが見えてきます。

上手く行ったパターンもあるでしょう。

そこにどんな違いがあって上手く行ったりいかなかったりするのでしょう。

 

ある場面で、子どもの緘黙が起こったらどう対応していますか?

よくある例で、家族でレストランに行きました。その子は注文出来ずに黙っています。

この時、パパ、ママはどうしていますか?

当然(?)代わりに注文しますよね!

 

どこが変なの、と思いますか?

緘黙なんだから仕方ない・・・確かに、そうです。

でも、これって様々な場面で起こりませんか?

病院でも、学校でも、コンビニでも、様々な場面で「代弁」することが起こりますね。

 

いつまで「代弁」を続けますか?

 

緘黙状態がずっとつづいてしまう理由があります。

まずは、我が家の現状把握からやっていきます。

 

今日の講義はいかがでしたか?

土曜生:受講の感想をいただきました。

今回は、小学5年生のママが揃いましたね~

【T,Mさん】(小学5年生の母)

中之園先生、昨日はありがとうございました。
まず、感想としては、楽しかったです。

レストランでの注文する場面での事例、とてもわかりやすかったです。夏休みに指さしで注文するというのをチャレンジしてみようかと息子と話していたのですが、結局実行できず。ただ、やろうとするのではなく、このように考えたり、工夫が大切ですね。
1ヶ月ほど前にも、うどん屋さんで「自分で注文してみよう」と、突然その場で私が息子に言ったのですが、できませんでした。(今、思えば当然ですね)

私はやっぱり息子は注文できないんだ~。私が代弁するしかないなと思ったのです。
スモールステップと、頭ではわかっていますが、実践するとなると、無理させようとしていたのかもしれません。
これから中之園先生や同期の方と一緒に学んで、理解を深めたいと思いました。
よろしくお願いいたします。

 

【M,M】さん(小学5年生の母)

本日は、第一回目の講座ありがとうございました。

始まる前はドキドキでしたが、2時間あっという間でした。

<本日の感想>

自己紹介に始まり、他己紹介があることで相手のことをより真剣に知ろうと思い、相手を観察するという練習だったのかなと思いました。

今まで、子どものことで色々と相談してきましたが、大抵、子どもの気持ちに寄り添い、話せないときは親が代弁してあげて、と言われたこともありましたが、それが過剰な手助けになっていたのかもしれないな、という気付きがありました。今日の講座を受けて、正しい支援は自立をサポートすること、ということに、すごく納得しました。

また、子どもの行動に対して、親が肯定的に受け止めるということ、も印象的でした。我が子は、ネガティブな発言多いのですが、今までそれにひたすら同調する(振り)をするか、受け止めずに「でもね・・・」と話しをすることが多かったので、一旦、少し受け止めて、肯定的に自分の意見を伝えるというのが、印象に残りました。

HWも頑張ります。

今後ともよろしくお願いします。

 

【A,Tさん】(小学5年生の母)

第1回目:本日の講義、有難うございました。

初回で、メールマガジンにも入っていた内容も有りましたので、

それを思い出しつつ参加致しました。

メルマガの内容も、取り組んでいる時には前向きなのですが、

日々忙しい中で少しずつ初心を忘れがちなので、

こうして見直して

アウトプットし記録して行く事が大事だと改めて感じました。

手に取り易い所に頂いた資料を置いて、取り組んで行きたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

 

それそれのご家庭の中で工夫すべきポイントをつかまれたようです。

HW(宿題)は【我が家の状況観察】をワークシートに記入します。

皆さんの宿題を見せて頂くのが楽しみです。

 

日曜生:受講の感想をいただきました。

日曜日も【第1回目講座】同じ内容です。

ご夫婦での参加もありました。皆さま真摯に学ばれていました。

以下は、参加された方の感想です。

 

【S,Mさん】(小学校1年生の母)

1回目の講習お世話になりました。

今日の講習では、普段叱りすぎてるなぁ、高望みしてるなぁと、自分自身を振り返る事ができ、先生の「親が変われば子どもも変わる」とおっしゃっていた通り、まずは子どもが変わる前に親が変わらないといけないということを改めて思いました。

そして子どもの代わりにやってあげたり代弁してあげる事が習慣化しているところも実際にあるので、しっかり褒めて娘が自信のつくような声かけを沢山していけるように頑張りたいと思います!!

 

【A,Nさん】(中学3年生の母)

本日はありがとうございました。

今までは、なんとか声を出して答えて欲しいと思っていましたが,指差しや、ジェスチャーで伝えられたら褒め,

認める事で子どもの自信に繋げられたらと思います。 

ペアトレに参加して私自身、緊張もしましたが子育ての悩みや話を聞く中で、あぁ、うちと同じだなと共感することもあり他のご家庭の話も聞けて、大変貴重な時間になりました。

ありがとうございました

 

【Y,Sさん】(小学6年生の母)

昨日はありがとうございました。
勉強会での一連の内容、中でも子供の会釈を褒めていただいたことで、やはり小さな頃から出来て当たり前というような対応をしていたなぁと改めて反省しました。

また、私達自身親になかなか褒められない、褒める=甘え=良くないというような環境に居たこともあり、自然と出来ない事にフォーカスし過ぎた環境を与えていたのではと思います。

今まで緘黙症なのではという疑問が湧きつつ悩みつつ、何をしたら良いか分からず、助ける事あえて助けない事が的を得ずに適切に出来ていなかったように感じるし、結果的に放置して来てしまったので、そういう事も減らしていけるようにも感じました。
夫婦でも、主人はもう少し寛容に子供の姿を見直していく事、私は子供の能力を摘まないようにもっと見守っていく事をした方がいいねと話し合ったりもしました。
そうして徐々に良いループが回るようにしていきたいと切に思います。

今後ともよろしくお願い致します。

 

皆さま、沢山の気づきがありましたね。

次回は、【場面かんもくについて知ろう】です。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

この記事を書いた人

中之園 はるな

現在精神科クリニックにも在籍し、カウンセリング実績延べ2,000人。育てにくい子を持つママの子育てを応援をしています。特に近年、緊張が強くて家以外では上手くはなせない、場面緘黙(かんもく)症の子が増えています。これまで場面緘黙に悩む親子、延べ1,800人を支援してきました。正しい知識と、適切な支援があれば少しずつでも話せるようになります。

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