熊本の場面かんもく家族支援・メンタルケア

緘黙児の【わたしの成功体験】

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【かんもく児たちの声】第2弾

3月に入り、暖かくなってきました。

今日はひな祭り

 

さて、子どもたちの声第2弾です

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【子どもたちの声】わたしの成功体験

受講前はできなかった行動が出来る様になりました。

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今回も2人ご紹介しますね。

 

S君(中2)

僕の一番大きな【成功体験】は、1年半行けなかった学校に行けるようになったことです。

他にも、①家に来客があった時、祖母に「お客さん」と教えてあげた。②本を買うときブックカバー入りますか?と訊かれて首を振って答えた。③学校で「体調が悪いので早退します」と筆談で伝えることが出来た。

 

 

(講師から補足)

思春期の中学生なので、ZOOMの顔出しはまだですが、お父さんと一緒に毎回ちゃんと『ジブン進化の部屋』に出席してくれます。

最近は2組になってブレークアウトセッションで絵しりとりをするのが楽しいそうです。入学してから一度も行けなかった学校へ、行けるようになったことは凄い事だと思います。

家族との会話も増えてきています。お父さんとの信頼関係の構築がS君の気持ちを前向きに動かしたのだと思います。

 

 

Rちゃん(高2)

私の成功体験は、これまで出来なかったことを全部足すと16個ぐらいあります。一部を紹介します。

  1. 病院で診察券を出す。
  2. 病院で支払いをする
  3. インターフォンに出て、宅配便の人に応対して受けとる
  4. 電話で、友達、担任の先生、伯母さん、祖父母と何度も話せた
  5. レストランで言葉で注文
  6. お友だちとline交換して話す
  7. 担任の先生に教室でなぞなぞを出す

 

(講師から補足)

4番の電話で話すチャレンジは、【家庭編】の取り組みです。自己紹介の練習と、相手に好きな物を聞く質問チャレンジでした。この時電話で6人と話ができました。その様子を観てママは思わず涙が出たそうです。

どれも簡単な事のようですが、今までさせていなかったことを、出来るかもしれないと思ってママが促すと、意外と出来たとのことです。これまで親が当たり前のように代替してきたことを、どんな小さなことでも自分で「出来る」と行動レパートリーが増え➡子どもの自信につながり➡また次のチャレンジの意欲に繋がります。Rちゃんは、話せる人、場所が増えただけでなく前向きな心もゲットしましたね。

 

 

かんもく児が話せるようになるためのには、段階があります。

次回はかんもく児が話せるようになるまでの【3つのステージ】についてお伝えします。

これはかんもく児でなくても、一般の方にも当てはまるかもしれません。

 

お楽しみに!

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